すぐわかるセキュリティ用語辞典

【あ】

アカウント(account)
パソコンやネットワークにアクセスできる(=入れる)ように登録された人のこと。通常ユーザー名とパスワードで認証してアクセスできます。
アップデート (update)
最新版に更新すること。最近ではインターネットによるアップデートが主流です。
アドウェア (ad-ware)
広告バナーを表示するプログラム。無料でアプリケーションを使える代わりに、広告を表示するという方式が一般的です。多くの場合は単に広告を表示するだけですが、中にはスパイウェアに近いものも存在しますので、気になる方は慎重に。
アンインストール (uninstall)
不要なソフトを削除すること。ウイルス対策ソフトは、同じパソコンに同種の製品があるとトラブルが起こるので、導入(インストール)する際には、使わない方をアンインストールすることが鉄則です。
アンティニー(Antinny)
ファイル交換ソフト・ウィニー(Winny)を介して感染することが多いワーム。デスクトップのファイルやデスクトップ画像などが、ユーザーに無断でWinnyの公開フォルダにアップされ、2005年から2006年にかけて、私物のパソコンに保存した、業務上の重要なデータが知らないうちにインターネット上に流出する事件が続出。社会問題になっています。
インストール (install)
プログラムを、パソコン内にコピーして使用できるようにすること。Windowsのインストール、アプリケーションソフトのインストール、周辺機器などを動かすドライバソフトのインストールなどと、ソフトウェア全般で使われます。逆に不要になったソフトを削除することをアンインストールと言います。
ウィニー(Winny)
インターネットに接続したパソコン間で、ファイルを交換するためのソフト。 2005年から2006年にかけて、ウイルスによりウィニーを通じて、企業や公共団体の機密情報が流出する事件が多発し、話題になっています。
ういるすけんさ【ウイルス検査 (scanning)】
パソコン内を検索して、感染ファイルがないか検査します。
ういるすていぎふぁいる【ウイルス定義ファイル】
ウイルスを見つけるために必要なファイル。ウイルス対策ソフトは、ウイルス検索プログラムとその検索条件にあたるウイルス定義ファイルで、ウイルスを見つけ、駆除しています。そのため常に最新のウイルス定義ファイルに更新しておくことが重要です。
ウィンドウズアップデート【Windows Update】
Windowsを最新に保つためのマイクロソフト社のサービス。機能の改良や新たに発見された不具合を解消する修正プログラム、セキュリティ上の弱点を修正するプログラムなどを無料配布しています。特に、セキュリティの修正プログラムは必ず更新すべきです。
ウイルスデータファイル
ウイルスを見つけるために必要なファイルで、ウイルス定義ファイルとかDATとも言います。ウイルス対策ソフトは、ウイルス検索プログラムとその検索条件にあたるウイルスデータファイルで、ウイルスを見つけ、駆除しています。そのため常に最新のウイルスデータファイルに更新しておくことが重要です。
えーえすぴー【ASP】
インターネットを通じて、アプリケーションを使用するサービス。ウイルス対策ソフトは、ウイルス定義ファイルが頻繁に更新されるため、ASP型の製品と言えます。
えすぴー【SP】
サービスパックの略称。随時公開しているWindowsの修正プログラムが、ある程度のボリュームに達した時点でひとまとめにしたものをサービスパックと呼んでいます。