ウイルス情報

かかりやすさ:中

( W32.Bagle.U.IWorm )

メール添付ファイルから感染する[メール無断送信]ワーム

別名_
--
更新日:
2004年3月26日(金)
■感染したらどうなる
  • パソコン内のメールアドレスを自動で探し出し、ウイルスを添付したメールを送信するだけでなく、攻撃者がパソコンに侵入するための入り口が作られてしまいます。メールソフトで送るわけではなく、特に自覚症状はありません。インターネット接続時にアイコンをタスクトレイ表示する設定にしていて、何もしていないのにアイコンが点滅する場合は要注意です。
■感染しないためには
  • メールに添付された添付ファイルを実行しないようにしてください。使用される拡張子は「.exe」です。
■どうすれば直る
  • 「ウイルスセキュリティ」は、すでにこのウイルスに対応済みです。ご安心ください。
■詳細情報
  • 送信されるメールの形式は以下の通りですのでご注意ください。
     差出人:メールを受け取ったパソコンのドメインネームを使ってなりすまします。
     ドメインネームは以下の可能性があります。

     件名:空欄になります。

     本文:本文はありません。

     添付ファイル:ランダムに変わります。拡張子は「.exe」です。
     
  • 大量メール送信
    このウイルスは、ハードディスク内を検索して、以下の拡張子のファイルから、ウイルスのコピーの送り先とするためのメールアドレスを抜き取ります。
    .wab
    .txt
    .msg
    .htm
    .shtm
    .stm
    .xml
    .dbx
    .mbx
    .mdx
    .eml
    .nch
    .mmf
    .ods
    .cfg
    .asp
    .php
    .pl
    .wsh
    .adb
    .tbb
    .sht
    .xls
    .oft
    .uin
    .cgi
    .mht
    .dhtm
    .jsp
    ただし、下記を含むメールアドレスには送信しません。
    @avp
    @microsoft
     
  • 不正な情報送信
    このウイルスに感染すると、ポート番号4751番が開かれ、そこからポート番号とID番号が下記のサイトに送信されます。
    http://www.werde.de