すぐわかるセキュリティ用語辞典

【ま】

マクロ (Macro)
マクロとは、ExcelやWordなどで、例えば「参照して、切り取って、貼り付ける」という操作を何回も繰り返す場合、これを1つの動作として実行できるようにする機能です。比較的簡単に作れ、応用も利くプログラムとしてビジネスユーザーには便利なものです。これを悪用するのがマクロウイルスです。
まくろがた【 マクロ型(マクロウイルス)】 (Macro Virus)
ExcelやWordのマクロ機能(上記参照)を悪用したウイルスで、感染しているファイルを開くだけで、そのパソコンがウイルスに感染します。最近ではメールの添付ファイルを通じて感染する例が増えています。ExcelやWordの設定を「マクロがある場合には注意を促す」ように設定して、疑わしい場合は開かない注意が必要です。
マスターブートレコード (MBR:Master Boot Record)
パソコン起動時に最初に読み込まれ、どのOSを使用するか(例えばWindows 98なのか、Windows XPなのか)を決めるプログラムです。パソコンをハードディスクから立ち上げる時に必ず実行されるので、ここにウイルスが感染すると、必ずウイルスのプログラムが1番最初に実行されることになります。